入会案内
オステオパシーが誕生したのは1874年の米国ミズリー州カークスビルにおいてオステオパシーの創始者A.T.スティルによります。
スティルは、人体の60~70%を占めるといわれている筋骨格系が人体に色々な影響を及ぼしているという信念のもとに解剖学に執着すると同時に「ホリスティックアプローチ(全体的治療)」と呼ばれる新しい病気の捉え方と合わせて、従来の医学にマニピュレーションを加えた「オステオパシー」を作り上げました。現在アメリカでは、25のオステオパシー医科大学があり、ここを卒業したオステオパシー医師(D.O.)は手術も処方も行いますし医師(M.D.)と全く同等です。
当協会は昭和46年に故古賀正秀先生により設立され、PCOM(フィラデルフィア・オステオパシー医科大学)との連携やAAO(全米オステオパシー・アカデミー)との連携を密にしつつオステオパシーの国内での普及に尽力して参りました。
マニピュレーションとしてのオステオパシーの技術は基本的には以下に述べるような方法でそれは非常にソフトなやり方です。スラストを行うこともありますが、その際もクラッキング音を鳴らすことを目的にはしていません。
・筋エネルギーテクニック
・関節療法のテクニック
・軟部組織のテクニック
・機能テクニック;間接的療法
・ストレイン/カウンター・ストレイン
・筋膜-靱帯リリース;間接的アプローチ
・神経筋骨格リリース及び筋膜リリース
・スラスト・テクニック
・リンパ・マニピュレーション・テクニック
・チャップマン反射(内臓の診断治療に応用)
・頭蓋分野
・スティル・テクニック
・FPRテクニック
・靱帯性関節ストレイン
その他、多くのテクニックがあります。
これらの数多くのテクニックを取り入れることにあたり注意すべき事は、「正しい診断をすることが正しい治療に結び付く」と言う点に尽きます。解剖、生理を良く理解し、全身的な検査、部分的な検査を行います。(変化を確認するため)
またこの治療法がこの患者に合うかどうか少しずつ試しながら行うことが必要です。患者によっては早い回復をする場合がありますが、一発勝負で奇跡的な回復を望まないように注意を払って治療を行うことが重要です。
ソフトな治療を効果的に使うと、回復も早く危険も少ないのです。オステオパシー・テクニックはソフトで効果的なテクニックが沢山あり種類も豊富で乳幼児から高齢の老人まで安心して治療することができます。
入会条件
医療系国家資格取得者、見込み者、在学者
(事前に証書等のコピーの提出をしてもらいます。)
入会方法
ご希望の支部のセミナーを2回受講していただきます。(受講は1回15,000円です。)
その後、入会を希望される方は入会希望動機を書いた小論文(形式自由)と履歴書を提出して下さい。
理事会にて承認後、入会となります。
主催 | 日時 | 連絡先 |
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東京支部 | 毎月2回 第2、4日曜日 | 事務局 橋本正弘 tel.03-3427-8807 |
北陸支部 | 毎月1回 第2日曜日 | 事務局 中村欣史 tel.0761-55-3577 |
北海道支部 | 毎月1回 第4日曜日 | 支部長 岡田隆志 tel.01464-3-3681 |
長野支部 | 毎月1回 第4又は第5土曜日 | 支部長 篠崎裕一 tel.026-263-4738 |
入会金
一般 | 医師 | |
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入会金 ( 分割可能 ) |
50,000円 | 100,000円 |
年会費 | 36,000円 | 36,000円 |